奇跡を信じていますか?
先日、こんなニュースが出ていました。
米国人の過半数「医師よりも神の奇跡を信じる」(CNN 2008年08月20日)
シカゴ(AP) 自分の家族が死に瀕している場合、医師の宣告よりも神の奇跡を信じるという米国人が過半数を占めることが、外科医が実施した終末期医療に関する調査で分かった。
調査はコネティカット大学のレンワース・ジェイコブズ教授らが、無作為に抽出した一般の米国人1000人と、医師、看護師などの医療従事者774人を対象に2005年に実施。18日付の医学誌に発表した。
一般の人を対象とした調査では、57・4%が「自分の家族が治療を続けても助かる見込みはないと医師に宣告されたとしても、神の力で助かる可能性はあると信じる」と回答。 ・・(後略)
世界で最も科学技術予算の多い(参考)科学大国アメリカでも、一般の人々の意識としては奇跡を信じているようですね。
日本ではどうでしょうか? 個人的には、個々の患者についてはともかく、全体としては多くの人々がすい臓がんの治療のために日夜汗を流している現状から、生存率は少しずつ高くなってきており、そのことに関しては望みをつないでもよいのではないかと思います。
(追記 わたしたちにできることはあるでしょうか? 「すい臓がん患者家族会」(すい臓がんアクション・ネットワーク)に登録してみるのも良いかもしれません。アドレスはこちら)
■