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どこで手術を受けるのが良いか?ー高度技能医修練病院リスト

肝胆膵



がんナビからです。

肝胆膵外科学会が難易度の高い手術の認定施設を公開 (がんナビ 8月28日)


日本肝胆膵外科学会は、難易度の高い肝胆膵外科手術で実績のある認定施設リストを公開した。・・・


今回公開されたのは、日本肝胆膵外科学会の専門医「日本肝胆膵外科学会高度技能医」の育成を目指す修練施設だ。指導医もしくは技能医が1人以上常勤しており、年間の高難度肝胆膵外科手術の件数が50件以上の修練施設(A)、30件以上の修練施設(B)に分かれている。


同リストに掲載されている医療機関は、特に、手術の難易度が高い膵がんの外科治療を受ける際、医療機関選びの参考になりそうだ。膵がんは、年間症例数の多い医療機関ほど治療成績が良い傾向にあり、両者に相関があることが示唆されている。また、難易度の高い胆管・胆嚢がんの手術、広範な肝切除を伴う肝がん手術を受ける際にも有益そうだ。・・


この記事にもあるように、すい臓がんの手術では、年間症例数の多い病院ほど成績が良いことが知られています。患者側も自分の身を守るために、怖がらずにこうした情報を調べてセカンドオピニオンや転院を考えた方がいいかもしれません。勇気を出しましょう。


リンク:日本肝胆膵外科学会 高度技能医修練施設リスト高度技能指導医リスト


認定施設リストを見ると、東京都のように多数の認定病院が存在しているところもあれば、一件も見当たらない県もあります。そのような場合には、高度技能指導医リストに載っている医師がいる病院を選ぶのが良いでしょう。


関連過去記事:
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 診療ガイドライン(手術後の抗がん剤ジェムザールの使用について)
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