やぶいぬ応援団

膵臓癌闘病記や生還者のアドバイス、新薬の治験情報や研究など元気が出る話題を個人が集めたブログです。 <免責事項>本ブログは特定の治療法や薬の使用を推奨するものではなく、このブログの情報を利用した結果について筆者は責任を負うことはできませんのでご了承ください。

なぜ闘病記を発信することにしたのか 〜生還者のマインドに自分を近づける〜

海外の闘病記をここに集めた理由は、何もアメリカの医療の方が進んでいるなどと言うためではありません ー 実際のところ、膵臓がんの標準抗がん剤ジェムザール(日本でも使用可能)に大きく勝る治療法は、世界中の医師や研究者達の努力にもかかわらずまだ見つかっていないようです(参考)。さらに言えば、日本の外科手術は死亡率の低さなどから見て世界でもトップクラスだそうです(参考)。ただ残念ながら「がん患者の半分は治る時代」にもかかわらず膵臓がんで命を落とす方はいまだに多いので、日本国内の患者や家族が希望を保つために何かできることはないかと思って始めたのがこの応援ブログです。まだ日本には膵臓がんの患者サポート組織がないのが現状ですから、個人でできることから少しずつ始めようと思っています。(追記ー2006年10月に「日本すい臓がん患者会PanCAN Japan が発足しました。くわしくはこちらをご覧ください)


ゆるりと肺がん記」では、yururiさんが癌患者をとりまく問題点をまとめてくださっています。その中にmori san(燦)さんという方の投稿があります。mori sanさんは脳に転移していた4期の小細胞肺がんから生還された方ですが、記事の中で『一番の、情報は、同じ病を克服された方の体験記、闘病記です。これらには、大いに救われ、有益であったことを、ここに書いておきます。皆さん、なるべく、多くの【生還者】の情報を得てください。そして、自分をその生還者の生活、マインドを接近させるのです。』と書いておられます。ただ日本では、なかなか4期の膵臓がんを克服された方の手記にめぐり合うことができません。


この闘病記集が膵臓がんにかかった方々の希望になり、今までの統計を大幅に塗り替えるような物語が日本からも生まれることを願っています。膵臓がんから生還した方は一人ではありません。勇気を持って、癌との戦いに踏み出してください。

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