やぶいぬ応援団

膵臓癌闘病記や生還者のアドバイス、新薬の治験情報や研究など元気が出る話題を個人が集めたブログです。 <免責事項>本ブログは特定の治療法や薬の使用を推奨するものではなく、このブログの情報を利用した結果について筆者は責任を負うことはできませんのでご了承ください。

2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ホスピタルジョーク(2)心配し過ぎの人へ

この文章は遠い昔、イランから来た留学生に教えてもらったものです。彼女は異国の地で医師になるために勉強を続けていました。これを読んだみなさんが、自分の将来について少しでも気が楽になるといいのですが。 どうして心配するの? Why worry? この世で心…

ケイ・K「人生のモーニングコール」

ケイ・Kさんは、すい臓がん診断後9年を経たサバイバーです。その間に2度の再発、さらには皮膚がんを克服されています。 「人生は戦う価値があります!」という元気な闘病記の出典は、 PanCAN Newsletter 2004年1月号です。 ケイ・K、アリゾナ州フェニッ…

友人たちの闘い(後編)

(前編よりつづく)ノリ・ショウジ、オハイオ州コロンブス5月の学年の終わりに、ビルは選考委員会の満場一致で大学の学位授与式の式辞人に選ばれました。そこでビルは7500人近くの卒業生の前で話をしたのです。その日彼が卒業生に伝えた人生の教訓の一つは…

友人たちの闘い(前編)

以下の手記は、オハイオ州にお住まいのノリ・ショウジさん(日本風に言うとしょうじのりこさん、でしょうか?)によって書かれたものです。出典は PanCAN Newsletter 2005年10月号です。 写真は左からタンロス・ベカリ=サーブ医師、ビル・ホール氏、ノリ・…

ネット中毒になってしまった方に

おや、土曜日もこのブログに来ていますね? ひょっとしてインターネット中毒になっていませんか? もしネット中毒になってしまったら、今日のこの記事を思い出してください。 Johns Hopkins 病院の掲示板から、匿名さんのコメントを訳してみます。 掲示板を…

「5年後のゴルフを今から予約できますか?」

十一年前、3人の医者に見放された一人の男性が、希望を糧に生還する物語です。 出典は PanCAN Newsletter 2001年9月号です。 ワシントン州スポケーンのエディー・バーンズさんは、膵臓がんを5年半前に克服した人です。彼の闘病記を掲載します。 1995年の…

ジョナサン・マークス 「決してあきらめない」(後編)

解説の言葉は不要だと思います。最後まで読めば、なぜ彼が写真でこんなに晴れ晴れとした顔をしているのかおわかりいただけるでしょう。 (前編よりつづく)私はこのCTを外科医に送りました。外科医はついにウィップル手術をしてくれることになりました。外科…

ジョナサン・マークス 「決してあきらめない」(前編)

今回もまた驚くべき手記です。すい臓がん肝転移を発症した男性が、治験、ウィップル手術、ラジオ波治療とあらゆる手段を尽くして闘っています。 「たとえ統計がどれほど厳しく見えようとも、希望は常にあるということです。私たちの中の誰かが、統計の壁を打…

ホスピタルジョーク(1)302号室の患者

週末は笑ってストレスを吹き飛ばせ! ストレスはがんの治癒を遅らせるそうですよ。今日のジョークの元ネタはここです。西洋式のユーモアは日本人に通じるでしょうか? ***** 大切な人が入院したことのある方なら、きっとこのジョークに笑っていただける…

メアリー(17歳)父の闘い

PanCAN Newsletter 2002年4月号 からです。 メアリー(17歳)ペンシルバニア州アリキッパ父のラルフ(51歳)の話を書きます。2000年8月に父はすい臓がんと診断されました。診断のとき、父のすい臓がんは10cmもありました。その時医師からは、父はたった6…

10000ページビューありがとうございました!

延べ1万回もこのブログを訪れてくださったということで大変嬉しいです。これからも希望の発信地としてがんばっていきたいと思います。どうもありがとうございました。

ペギー・K 「肝臓転移を克服して」その後

さらに今日はペギー・Kさんの近況もお伝えします! ペギーさんは2001年に医者に一度は不治だと言われながらも、膵臓がんの肝転移を化学療法で克服された方です。(闘病記はこちら、ビデオ映像をこちらで見ることができます。)ペギーさんは現在PanCANで活発…

スタン・ターナー、10年たちました

スタン・ターナーさんの近況をお届けします! ターナーさんは驚くべき奇跡を起こして手術不能のすい臓がんからバイパス術と化学放射線療法で生還された方です(闘病記1、2)。PanCAN Inspirational Stories に近況を寄せてくださっていました。以下に訳し…

スティーブ・R、天使が教えてくれた癌(後編)

(前編よりつづく)ものすごく痛かったことは痛かったが、僕は自分がブランコから落ちたことにあまり気を留めていなかった。カヌー旅行の一週間後、僕は毎食後にひどい胃痛がすることに気がついた。食欲がなくなって体重が減りはじめた。10日後に家族で海に…

スティーブ・R、天使が教えてくれた癌(前編)

日本で「守護天使」にあたるものと言えば「守り神」でしょうか? 日本を代表する企業トヨタにも神社があるそうですし、個人や集団を見守る霊的なものの存在は洋の東西を問わないのかもしれません。 今回の出典は PanCAN Newsletter 2005年7月号です。ある一…

ジーン・S「どんな時でも、希望はあります」

今日は最初手術不可能だった膵臓がんを克服したジーン・Sさんの手記です。ジーンさんは1年にわたり、臨床試験(治験)も含めゼローダ+放射線→ゼローダ→ジェムザール+エロキサチン(オキサリプラチン)→ジェムザール+タキソテール→タルセバという治療を…

ステーシー・K「家族の闘い」(後編)

手術不能の膵臓がんと診断されながらも4年生きのびたルー・Kさんの家族の物語です。娘のステーシーさんは議会への陳情など、多方面で活躍されているようですね。 「母の抗がん剤」とは? 出典は PanCAN Newsletter 2003年10月号 です。 (前編よりつづく)…

ステーシー・K「家族の闘い」(前編)

祖母に続いて父親が膵臓がんとなった家族の闘いについて記されています。 出典は PanCAN Newsletter 2003年10月号 です。 ステーシー・K、カリフォルニア州ロサンゼルス父がすい臓がんと診断されて2年、父の生還の話をこうして書くことになるとは思ってもみ…

SMART-1の最後の任務

欧州宇宙機構(ESA)の月探査機スマート1が、3年の探査期間を終え、最終ミッションとして月に衝突してその衝撃を測る実験を行ったそうです。 欧州の月探査機「スマート1」、役目終え月面に消える(読売新聞) Impact landing ends SMART-1 mission to the…

免疫遺伝子治療

皮膚がん患者で治療効果=免疫細胞の遺伝子操作で−米国立研究所(時事通信) 皮膚がんの一種、転移性悪性黒色腫(しゅ)の患者の免疫細胞遺伝子を操作し、腫瘍(しゅよう)を縮小させることに成功したと、米国立がん研究所の研究チームが1日、米科学誌サイエ…

リレー・フォー・ライフ

がん患者、歩いて連帯感…つくば市で8時間リレー (読売新聞) がん患者や健康な人たちが一緒に歩いてきずなを深める「リレー・フォー・ライフ」(RFL)が2日、茨城県つくば市で開かれる。 日本で初めての開催だそうです。当日参加もできるそうですよ。…

ジェイミー・S、人生で一番つらかったとき

キリスト教の話の中で好きなものの一つに、『浜辺の2つの足跡』というものがあります。 浜辺に2つの足跡が残っている。 ひとつは私ので、もう一つはイエスのだった。 でも振り返ってよく見てみると自分が最も苦しかった時、足跡は一人分しかなかった。「主…

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