やぶいぬ応援団

膵臓癌闘病記や生還者のアドバイス、新薬の治験情報や研究など元気が出る話題を個人が集めたブログです。 <免責事項>本ブログは特定の治療法や薬の使用を推奨するものではなく、このブログの情報を利用した結果について筆者は責任を負うことはできませんのでご了承ください。

2008-01-01から1年間の記事一覧

イリノテカンの臨床試験が全国13病院で開始

今月のニュースからです。 ゲムシタビン無効の膵がんにイリノテカンとS-1併用の臨床試験始まる(がんナビ 2008年12月4日) ヤクルトは、同社の抗悪性腫瘍剤イリノテカン塩酸塩(商品名「カンプト」)の膵臓がん(膵がん)への効能追加を目的として臨床試験…

膵がんを学ぶ

がんナビに、「がんを学ぶ」シリーズの一つとして、すい臓がん篇が掲載されています。 「すい臓がんと言われたら、医師にはどのような質問をしたらよいのか?」 「手術はどこの病院で受けるのが良いのか?」 など、専門家からの有意義なアドバイスが満載です…

妹の”敵討ち"のために

上の記事でも出てきたパンキャン ジャパン(すい臓がん患者団体)創立者の眞島 喜幸さんのインタビューが、がんナビに掲載されています。 がんを学ぶ 膵がん 先輩患者からのアドバイス 妹の”敵討ち”のため 膵がん診療の向上支援活動を続けている (がんナビ …

パルズ電話相談サービス体験談

〜11月は膵臓がん啓発強化月間(パープルリボン月間)です〜 wakame様から、先日紹介したパルズ電話サービスに相談した貴重な体験談をいただきました。ここに許可をいただいて掲載します。どうもありがとうございます! 『癌性腹膜炎の治療について知りたか…

アメリカ膵臓がん医療訪問記

パンキャンジャパン事務局長の眞島 喜幸氏が(プロフィールはこちら)、アメリカの最先端病院を訪問された記録をがんナビに寄稿されています。 レポート 【寄稿】パンキャンジャパン・アメリカ訪問記 -- その1 --- 膵がん診療の最前線を探る ---(2008年10月…

11/16 患者・家族向け講演会

すい臓がんの診断や治療の最新情報を専門家に解説してもらうセミナーが実現しました。 『もっと知ってほしい「すい臓がん」のこと』が11月16日に都内で開催(がんナビ 2008年10月17日) NPO法人パンキャンジャパンとNPO法人キャンサーネットジャパン(CNJ)…

電話相談サービス開始

〜11月は膵臓がん広報月間です〜 今月から、NPO法人パンキャンジャパンによって、すい臓がん電話相談 パルズが始まりました! こちらの記事をごらんください。 パルズ電話相談センター(PALS) パルズ(PALS)とは、膵臓がん患者とそのご家族が必要としてい…

アキシチニブの臨床試験について

日経BP社のサイト「がんナビ」の「開発中の抗がん剤」には、すい臓がんへの臨床試験を検討している薬として「タルセバ(エルロチニブ)」、「AG-013736(アキシチニブ)」、「エルプラット(オキサリプラチン)」の3つが挙げられています。(タルセバは肺が…

血管新生抑制薬Axitinib

注意:ここで紹介したAxitinib(アキシチニブ、AG-013736)ですが、すい臓がんに対する第3相(大規模)臨床試験は残念ながら中止になってしまいました。くわしくはこちら

ブレークスルーになるかーすい臓がんの遺伝子異常の全容解明

がんは、遺伝子の異常によって引き起こされる病気です。細胞の核の中に存在する遺伝子DNAに異常が生じたために、本来なら増殖するべきでない細胞が異常増殖したり転移を起こしたりする、というのが癌の正体です。 であれば、その遺伝子異常を治療すればがん…

どこで手術を受けるのが良いか?ー高度技能医修練病院リスト

がんナビからです。 肝胆膵外科学会が難易度の高い手術の認定施設を公開 (がんナビ 8月28日) 日本肝胆膵外科学会は、難易度の高い肝胆膵外科手術で実績のある認定施設リストを公開した。・・・ 今回公開されたのは、日本肝胆膵外科学会の専門医「日本肝胆…

奇跡を信じていますか?

先日、こんなニュースが出ていました。 米国人の過半数「医師よりも神の奇跡を信じる」(CNN 2008年08月20日) シカゴ(AP) 自分の家族が死に瀕している場合、医師の宣告よりも神の奇跡を信じるという米国人が過半数を占めることが、外科医が実施した終末…

がん診療ガイドラインの改訂

日本での標準治療を示した「がん診療ガイドライン」ですが(参考記事)、このほど3年ぶりの改訂作業が行われたようです。 「膵癌診療ガイドライン」の改訂内容がほぼ決定(がんナビ 2008年08月19日) 「科学的根拠に基づく 膵癌診療ガイドライン」の改訂内…

アンナ・マセリスさんの現在

お久しぶりです。ずいぶん間が空いてしまいました。 最近はさまざまな膵臓がん関連サイトや最新情報をチェックできなくなってしまいましたが、ブログを休止する前に拾っていた記事を一つ紹介します。 Self Magazineという雑誌の昨年12月号に、このブログで何…

お知らせ

忙しくなってしまったので、当分の間、ブログを休止します。 申し訳ありません。

厳選膵臓がん関連リンク

こちらにも書きましたが、ダイジェスト版をここに置いておきます。どうぞご参考まで。 国立がんセンター(がん情報サービス)の膵臓がんのページ まずは全般的な知識の勉強を。 膵臓がんアクションネットワーク (PanCAN Japan) アメリカの膵臓がん患者団体Pa…

都道府県がん対策推進計画(意見募集中)

このリンクから、各都道府県のがん対策推進計画にジャンプすることができます。(特定非営利活動法人 グループ・ネクサス (悪性リンパ腫患者・家族連絡会)調べ) この推進計画は各都道府県のがん対策の基本方針を示すため、各都道府県のがん患者に大きな影…

がん患者に必要なのは助け合う仲間

報道からです。 がん患者に必要なのは助け合う仲間 2008年01月08日 (US Frontline) 医療の進歩により、がんと共に生きる人々が増えている。闘病生活を支えているのは、治療だけではなく、一緒に病に立ち向かう仲間のようだ。・・(中略) 米医学研究所(IOM)…

膵臓がんのウイルス療法、臨床試験再開

HF10というウイルスを使った抗がん剤の臨床試験(安全性確認試験)が、名古屋大学で始まるそうです。 膵臓がんの臨床試験再開へ ウイルス治療で名大病院 (共同通信社 2008年1月9日)(癌掲示板より) がん細胞を死滅させる性質を持つ単純ヘルペスウイルス「…

がん患者の看護者を助ける方法

あけましておめでとうございます。お正月でご家族のもとに帰省されている方も多いのではないでしょうか。 パンキャン(アメリカの膵臓がん患者会。日本支部はこちら)のニュースレター、2007年10月号になかなか有益な記事が載っていましたので紹介します。ち…

★これまでに掲載した記事2008★

日付ごとのリストです。記事追加ごとに順次更新していきます。分野別目次、おすすめ記事はこちら。 2006年目次はこちら、2007年目次はこちらにあります。 2008年 2008-10-04 アキシチニブの臨床試験について 2008-09-09 ブレークスルーになるかーすい臓がん…

<免責事項>本ブログの医療記事や体験記は、特定の治療法や薬の使用をし推奨するものではありません。ご自身の病状については、担当医とよく話し合ってください。このブログの情報を利用して生じた結果について筆者は責任を負うことができませんのでご了承ください。<おことわり>このブログは営利目的ではありません。コメントは承認制です。商品や治療法の広告を目的としたトラックバック、記事内容と無関係のコメント等は予告なく消去させて頂くことがあります。