やぶいぬ応援団

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メアリー(17歳)父の闘い

PanCAN Newsletter 2002年4月号 からです。


メアリー(17歳)ペンシルバニア州アリキッパ

父のラルフ(51歳)の話を書きます。2000年8月に父はすい臓がんと診断されました。診断のとき、父のすい臓がんは10cmもありました。その時医師からは、父はたった6ヶ月しか生きられないと言われました。それからほぼ2年がたちました。父は放射線治療を30回、化学療法を12回受けました。治療期間中、父は本当に弱ってしまいこの治療を最後までやり通せないと思ったほどでした。父は家族と友人たちの支えをたくさん必要としていました。父は力を振り絞ってこの大変な時期を乗り切りました。腫瘍は8cmに縮小しました。


2001年の始めには、父はふだん通りの活動的な生活に戻ることができました。2001年のクリスマスにかけて、父は調子が悪くなり病院に再入院しました。そのときのCTスキャンでは腫瘍はたった5cmになっていました。


父の世話をしていたこの時期に私が学んだのは、この病気と戦っている人にとって最も大切なものは愛する家族からのサポートだということでした。私たちは一日一日を大切に生き、そうして今も父はこうして生きています。それからたくさんの素晴らしい人々が、父のために祈ってくれました。私たちはこれからも戦い続けます。決してあきらめません。

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