やぶいぬ応援団

膵臓癌闘病記や生還者のアドバイス、新薬の治験情報や研究など元気が出る話題を個人が集めたブログです。 <免責事項>本ブログは特定の治療法や薬の使用を推奨するものではなく、このブログの情報を利用した結果について筆者は責任を負うことはできませんのでご了承ください。

たけ蔵さんの励まし

musashi


今日は、「たけ蔵」さん*1という方の記録を紹介します。


たけ蔵さんの奥様は4年前にすい臓がんと診断され、肝転移のために手術は途中で中止になりましたが抗がん剤放射線治療で5年目に入ったそうです。ジェムザールの点滴を1年休止したところ肺に転移が見つかったために再開されていますが、「医者が不思議がるぐらい」何ともないそうです!


たけ蔵さんからのメッセージです。
『妻のメールをみて一人でも希望を持っていただける方が出来るのならご自由に紹介してください。でも何といって特別な治療はしておりませんので参考になるかどうか解りませんが、こういう例もあるようですね。しかし、何人かすい臓がんの方と知り合いになってお互いに元気付けておりましたが、次々と亡くなられていったことも残念ですが事実なんです。でも何か少しでもお役に立てるならばうれしい限りです。』


以下にたけ蔵さんの書き込みを抜粋します。

始めまして。私の妻も4年前に膵臓がんになって手術ができなくて抗がん剤治療をして4年になります。医者が不思議がるほど何もなく3年が過ぎましたので、1年ほど抗がん剤をやめたところ両肺に転移が認められました。また抗がん剤を始めましたが、腫瘍マーカも異常なく、また体もまったく異常がなく医者に不思議がられてます。原因はわかりませんが何かが効いてるような気がします。只今、温熱療法(砂ぶろ)をやってますが効果のほうはまだわかりません。医者に聞くと癌をやっつけるほど体内の温度を上げるのはかなり難しいとのことでした。


抗がん剤はジェムザールのみを使ってます。
それから砂ぶろなんですが、90度位で玉砂利のような細かい砂の上にバスタオルを引いて寝ます。色々病気が治った人がおられるようですがが、果たして癌が治るのかは未だ分かりません。医者に言わせると癌をやっけるほどの温度にするのは難しいようです。私に妻は今のところ肺に転移が認められるものの、血液検査も腫瘍マーカも全く正常で主治医が首を傾げてます。とにかく「絶対に治ってみせる」の決意でがんばってます。お互いにがんばりましょう!。


妻は膵臓癌で手術もしないで4年も生存しているのが初めてで、これからどうなるのか前歴がないので先生もこれからの治療方法が解らず手探りの状態です。なぜ私の妻だけが全く異常が無いのか不思議です。原因がわかればいいのですが。
それから、砂風呂ですが、治療といって何にもありません、ただサウナのようなもので皆さん適当に入って帰られます。正直言って狭くて汚いところです。値段は1時間400円です。果たして癌が治るかどうかは別にしてとても気持ちがいいので時々通ってますが結構病気持ちの人が多いのは確かです。私も2回ほど行きましたが、サウナよりは汗が良く出るみたいです。でもね〜入り口は普通のマンションの入り口でとにかくびっくりされると思います。それと、癌に効くかは全く解りませんのでご了承ください。


でも、色々と免疫療法もやりましたが、一番の免疫療法は笑うことらしいです。そういえば私の妻もよく大声で笑います。それと、歩くことがいいみたいです。1日4〜5kmがいいようです。それから好きなことをする。この3つがお金がかからず一番の免疫療法かと思います。ある医者が言ってました。「たかが癌じゃないですか!治しましょうよ」って。
お互いにがんばって治しましょう!。


決して希望は捨ててはダメですね。一時は余命3ヶ月と言われ、次は1年持ったら奇跡と言われ、早4年になります。時々、本当に癌なのかな?と思うときがあります。病気前より今の方が良く太ってるんですよ。友達からは「保険金詐欺とののしられ」(笑)てます。それくらい元気です。
とにかく、最後の最後まであきらめずがんばりましょう!。


私の妻も肝転移があり手術が途中で中止になりましたが、抗がん剤放射線治療で5年目になりました。まだまだ希望はありますのでがんばってください。それから、肝転移があるとやっぱり手術をしても意味がないそうです。妻の場合手術が出来なったので放射線抗がん剤で治療しました。私も医者じゃないので良く分かりませんが放射線も効果があると思いますが。ただ、何回でもというわけにはいかないようです。妻の場合もう放射線は使えません。


今はジェムのみで治療してますが、担当医が不思議がるくらいなんともありません。1年ほど抗がん剤をやめてましたが昨年、肺に転移が見られましたのでまた抗がん剤を始めましたが良く効いているようです。先日血液検査をしましたが全く異常なしでした。なぜ手術もせず5年も生存してるのか医者も不思議だそうです。とにかく原因がはっきりしませんがこういうすい臓がんの患者もいることは事実です。


(他の『日本にも生還者が』シリーズ目次はこちら

*1:写真はご本人ではなく宮本武蔵銅像です(笑)。熊本国府高等学校パソコン同好会のページ(http://www.kumamotokokufu-h.ed.jp/kumamoto/shoukai/rekisi/musashi.html)より。

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