祈りの戦士たち My prayer warriors
- 先月発表されたばかりの闘病記を収録します。出典はPanCAN Inspirational Storiesです。他の闘病記はこちら
わたしの闘病生活は、2005年4月に始まりました。その時わたしは2型糖尿病と診断されたのです。2005年8月、わたしは頑固な下痢になり、だんだん体が痩せてきました。かかりつけ医は胆嚢の検査を始めました。10月1日、目が覚めると体が黄疸になっていました。その時撮影したCTで、すい臓の頭部に腫瘍があることが分かったのです。わたしはERCPを受け、胆管にステントを挿入しました。(この処置を3回も受けなければいけませんでした - 2回は入院が必要でした。)
わたしは外科にもかかりましたが、手術はできないと言われてしまいました。癌が肝臓にも広がっていたのです。わたしは腫瘍内科医のところに行き、そこで臨床試験を受けられることを知りました。11月1日、わたしはジェムザールと試験薬のオラセチン(ルビテカン)の治療をはじめました。わたしのCA19-9の値は、2000を超えていました。毎月の治療を続けるうちに、血液マーカーは坂をころげ落ちるように下がって行きました。CTスキャンを撮るたびに、腫瘍が小さくなっているのが分かりました。5月には、CA19-9は22.8になりました。ハレルヤ! わたしは06年6月にCTを撮りましたが、腫瘍は消えてしまっていました! 「祈りの戦士」となってくださった方々とともに、わたしたちは毎日、体の中の抗がん剤が肝臓に集まってからすい臓に流れて行くところを祈っていました。わたしたちの祈りは聞き届けられたのです。
しばらくは、この化学療法を続けていくつもりです。わたしは、何か気をつけておくことがないか聞くためにあの外科医を訪ねました。先生には、今やっていることを何一つ変えないようにというアドバイスをもらいました。わたしは仕事に復帰しました。体の調子は最高です - 抗がん剤を使った時の疲労をのぞけば。
もしあなたがすい臓がんと診断されたばかりの人なら、どうかあきらめないでください。わたしは人生にもう一度、チャンスをもらいました。
ジュディー・C、ケンタッキー州ルイスビル、2006年7月16日
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(訳語の選択で、下でコメントしてくださっているmarthaさんにアドバイスをいただきました。ありがとうございました。)