やぶいぬ応援団

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ジム・ドレイク:寛解への補完療法的アプローチ

このサイトでは健康食品などの代替療法について大きく取り上げるつもりはありません。(7月7日16日の記事で代替療法への見方について少し触れました)


それにしても以下の記事には驚かされます。これは、卵巣、頸部のリンパ節、縦隔に転移したステージ4の原発不明がんからの生還の記録です。3種類の化学療法と数十種に及ぶ補助食品を使い、CEA 225から1.6とついに寛解に持ち込みました。その間、心嚢水に多数のがん細胞が溢れてしまったりと幾度もの危機を乗り越えています。


大変長いので記事全部を翻訳することはできませんが、原文はここにあります。英語は平易です。医学的にどこまで正確な記録かは分かりませんが、詳しく書いてあることだけはまちがいありません。

1998年12月 首のしこりを発見、生検で癌と判明、CTで胸部の腫瘍確認
1999年2月 卵巣に異常が判明し、摘出 
    3月 CEA 56.0、原発不明がんと診断し5FU+ロイコボリン治療開始
    8月 (以下の値はすべてCEA) 11.0 
    12月 24.0 ジェムザール開始 
2000年6月 11.0
    9月 24.0 頸部のリンパ節増大 ジェムザール中止
    10月 225.0 気管圧迫により呼吸困難
    11月 放射線治療(一ヶ月) 呼吸困難改善
    12月 どうき出現、心嚢水より多数のがん細胞検出
2001年1月 96.0 タキソール開始
    2月 13.4 頸部、縦隔の腫瘍縮小
    4月 2.6 以降タキソール漸減
    6月 1.8
2002年1月 1.6
    2月 タキソール終了


その間使用したもの 各種ビタミン剤、サメ軟骨、マイタケDフラクション、レアトリル(杏やアーモンドなどの核から作る制癌剤?)、コエンザイムQ、ノゲシ、杏の種、フラックスオイル、P450エンザイム、セレニウム、鮭油、マグネザイム(とても書ききれません)・・・


この記事の筆者、患者の夫ジムさんは、一日に4−5時間もインターネットを検索して補助療法を選んで行ったそうです。それがどれほどの効果があったのか? ジムさんは『最終的にはタキソールががんをやっつけたにせよ、補助食品は最後の5〜10%、一番きつい最後の坂を上る手助けをしたのではないだろうか?』と書いておられますが・・

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