ネット中毒になってしまった方に
おや、土曜日もこのブログに来ていますね？ ひょっとしてインターネット中毒になっていませんか？
もしネット中毒になってしまったら、今日のこの記事を思い出してください。
Johns Hopkins 病院の掲示板から、匿名さんのコメントを訳してみます。
掲示板を休むこと 9/19/2006 匿名
この掲示板では「異端」の意見を言うと歓迎されないことも多いので、今回は匿名で投稿します。多分私にはあまり勇気がないんでしょう・・それに今は叩かれたい気分じゃないので。
すい臓がんが心も体も打ち砕くような病気だってことは私だって誰よりも分かってます。何ヶ月もの間、私もこの掲示板に一日に何度も来てました。そしてとうとう、夫がうちのネット接続を物理的に切ってしまいました。夫が私に言ったのは、この掲示板はお前の時間もお前自身も奪ってしまっている、お前はこの掲示板の中毒になっているから・・私は魔法の治療法を探し続けて必死にこの掲示板をさまよっていたんです。
今回、何ヶ月もの休止期間を経てこの掲示板を再び訪れました。はっきりさせておきたいのは、この数ヶ月の間、私は母のがんが私自身をのみ込んでしまうことを許さなかったということです。もちろん、母のがんのことを考えて悲しくなることもありましたが、昔のように深いうつ状態に落ち込むことはもうないです。１日に５回も８回もこの掲示板に来ることは、ただ私の落ち込みを深くするだけでした。正直に言いましょう、掲示板の投稿は多くが落胆するようなものばかりでしたーーこの病気の性質がそういうものなのです。
私にできる唯一のアドバイスは、もしあなたが私と同じような立場にいるなら、このとてつもなく恐ろしい病気から一時期距離を置いてみるのがいいかもしれないってことです。心に一休みさせてあげましょう。本を読んだり、たまには映画に出かけたりしましょうよ。毎日の暮らしにはバランスってものが必要です。家族の誰かがすい臓がんにかかっていたら、自分が健康なことに罪悪感を覚えることがあるかもしれない。この恐ろしい病気があなたの大切な人を今現在苦しめているとしても、あなた自身、自分のこともいたわらなきゃいけないでしょう。たしかにこの掲示板もこの病気も現実です・・でも自分にはやさしくししましょうよ。（追伸 この掲示板が良くないものだと言っているのではないです・・これが必要な人もいるのは分かってます。）
以上個人的な意見表明でした。
がんをトランクに詰めて 9/20/2006 匿名
私たちはいくつかのすい臓がん患者サポートグループに所属していますが、そこでもらえた一番のアドバイスはこれです。
あなたの中にガンがあるのであって、ガンの中にあなたがいるのではない。ガンを車のトランクに入れて、さあ出発しよう。
You have cancer, the cancer doesn't have you. Put the cancer in the trunk of the car, and drive on.
これはもちろん介護者や配偶者や家族や親戚にも当てはまることです。
私はすい臓がん患者の家族ですが、サポートグループに行くと休みをとるように勧められます。ほとんど強制されます。そこで今年の春、私たちは休暇旅行に出かけて人生で最高の時を過ごすことができました。配偶者はあまり体力がなく私がほとんど運転をやりましたが、今の状況から逃れてがん以外のことを考える時間が私たちには絶対に必要だったのです。
心に一休みを！
■
追記ー（2007-1-5）ネット中毒、電子メール中毒の方のためのヒントをここに載せました。
