やぶいぬ応援団

膵臓癌闘病記や生還者のアドバイス、新薬の治験情報や研究など元気が出る話題を個人が集めたブログです。 <免責事項>本ブログは特定の治療法や薬の使用を推奨するものではなく、このブログの情報を利用した結果について筆者は責任を負うことはできませんのでご了承ください。

ギフトアイデア

gifts


もうすぐクリスマス、そして新しい年がやってきます。闘病中・入院中の方にこんな贈り物はどうでしょう? ネタ元は Johns Hopkins Online Discussion Board です。日本語ではこんな掲示板がありました(教えて!goo闘病生活を送る母に読ませたい推理小説ありますか?」)。


まずは質問から。

「元気づけるような贈り物はありませんか?」 キティ


こんにちは。今度アメリカの反対側にいる友達を訪ねていくことになりました。彼女は治験をいくつか受けたのですが、具合がだんだん悪くなってきたみたいです。まもなく彼女はいろいろ薬をのんだりしてあまり体を動かせなくなるだろうと聞きました。かわいそうでなりません。元気づけるメッセージと一緒に何か贈り物をしたいのですが、何がいいでしょう? 何か痛みが和らぐとか頭が働かなくなってもやれるような何か(うまく書けないのですが)。いい提案はありませんか?


いくつか返答がありましたが(くわしくはスレッドを見ていただくことにして)、その中の一つを翻訳してみます。参考にしてください。

「ギフトアイデア サンドラ


1) 新しい日記帳をあげて、お友達に思ったこと、感じたことやメッセージを記録してもらうのはどうでしょうか。


2) ふわふわの猫のぬいぐるみに「CATスキャン(※CTスキャンのこと)」と名前をつけてあげる。わたしがモルヒネを使った時はリモコンを猫のぬいぐるみに持たせたので、ベッド中を探して大騒ぎしなくてもすみました。


3) 小さなボイド社のテディー・ベアをペアで、「人生、どこに行くかは重要ではない。誰と一緒に居るかが重要」と書いた紙を持たせて。(わたしは親友にもらったテディー・ベアをいつも抱きしめて心を休めています。)


4) 小さな金の板に「あなたは愛されています」と書いてあるもの。飾り付きでもなしでも。わたしがもらったものは、確か小さなギフトショップにあったものだと思います。


5) 新品のソフトで暖かいスリッパ。ベッド内外で履くために。


6) 気持ちのいい穏やかな音楽や彼女の学生時代に流行った曲が入ったCD。自分で作ることもできます(あるいはインターネットで音楽をダウンロードする方法を知っている人がいれば、その人に頼みましょう。)


7) きれいな一筆箋を1セット。友達にメッセージを送ることができます。書きやすいペンと、切手と、お友達の今の住所を書いた返信用住所のラベル(印刷屋さんに頼むか自分で印刷もできます)を入れること。


8) きれいな文箱。笑えるメッセージ・心に響くメッセージの入ったグリーティングカードをたくさん詰め合わせて、すぐに送れるようにしてください。何かを書くということはリハビリにもなるし達成感があるのでどんなものでも役に立つと思います。


9) 文庫版の『人生を導く5つの目的(※リック・ウォーレン牧師のベストセラー)』。体調が悪いときには長時間集中することはできません。でも、元気が出るような短いメッセージを読むのはとても心の平安に役立ちます・・長いものを読むには集中力が持たないと思います。


10) お友達のところにいる間に、近所の方や友達にメールを出して夕食の差し入れなどのスケジュールを調整してあげてください。誰かがダブルブッキングを防ぐためにコーディネーターの役を買って出てくれるのは、とても助かります。


11) お見舞いの人に会うための、あるいは病院にかかる時用の新しい服。楽に着られるけれど見栄えがいいもの。ベッドで着るための、新品の肌触りと着心地が良い服。


12) 新しいリップグロスなど、唇が乾くのを防ぐものなら何でも。


13) 気分転換のために、お友達を外に連れ出してあげることはできますか? きっと楽しいと思います。「美しくなるための一日」ということで、美容院に行ったり、マニキュアやペディキュアや顔のエステを受けるのはどうでしょう? あまり疲れてしまってもいけないので、ご本人が乗り気なら、ですが。もしベッドから出るのがつらそうならば、ネイリストや美容師さんに家に来てもらうという手もありです。


14) MP3プレイヤーに、あなたやお友達のご家族や友人たちが選んだ曲を山ほど入れてあげる。


15) 小さなデジカメ。彼女が自分で写真を撮れるように。


16) 新しい花束は、いつでも気分を明るくしてくれます。お友達の家の近くの花屋さんに、花瓶に収まるぐらいの小さなフレッシュブーケを2週間〜4週間ごとに届けてもらうよう交渉してみてください。


17) お友達のご家族のことも考えてあげましょう。ご家族が気分良く過ごせる、楽しくなるような贈り物はなんでしょう? なにか催し物のチケットをあげて、あなたがお友達と一緒にいる間一晩お出かけしてもらうというのも一法です。


18) あなた自身のご家族の写真を持って行きましょう。お友達があなたの身に起こった最近の出来事にくわしくなれるように。お友達はきっと写真を喜んで見てくれるでしょう。病気のこと以外に気持ちを向けられるのはいいことです。

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