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ゲーリー・H、希望は必ずある

GaryH


最新の PanCAN ニュースレターに掲載された闘病記を翻訳して、PanCAN Japan に寄稿しました!


膵臓がん肝転移を克服したゲーリー・Hさんの、とても力強い文章です。 


PanCAN Japan(日本すい臓がん患者会)は去年10月に発足したばかりの会ですが、厚労省や国会に膵臓がんの研究費増額を働きかけるなどの活動を行っているそうです。がんばってほしいですね。


では、ゲーリーさんの言葉を一部掲載します。写真はゲーリーさんと妻のメアリーさんです。

最初に、すべての膵臓がん患者に贈る言葉からぼくの話を始めたい:「希望は必ずあるから、決して見うしなわないで!」


ぼくはある製薬企業で、32年間MR(医薬情報担当者)として働いてきた。そのうち20年間は乳がん前立腺がんや肺がんの患者さんたちに教育や治療方針の説明をする仕事だった。ぼく自身は、一番の親友が1998年に膵島細胞がんという病気にかかったこと以外、膵臓がんについてはまるで知らなかった。


4月6日の朝、ぼくは朝早く起きてシアトルのがん専門病院で行われた臨床カンファレンスに出席していた。病棟に走って行って知り合いの看護師と面談したら、「あら日焼けしたわね、休暇でも取ってたの?」とたずねられた。鏡を一目見ただけで、何かが自分の体に起こっていることがわかった。そこには黄疸の兆候がはっきり映っていた。2週間後、2度のCT、幾度もの血液検査、ERCP検査、そして腹腔鏡検査を経てぼくの診断が確定した。膵頭部がん、肝臓に一カ所転移。手術はできず腫瘍内科医を受診しなければならなかった。ぼくの場合は上司に癌という病気への理解があったから、他の膵臓がん患者の方々に比べると幸運だったかもしれない。友人達や医師達の助言もたくさんあった。そして妻。妻はぼくが生きのびるためなら、何だってやってくれた。


(続きはPanCAN-JPのページで)


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